料理・食べ物

野菜嫌いって問題なの?子供の成長や健康に影響は?

野菜が嫌いな子供

私は大人になるまで食べられない野菜が多かったのですが、とても健康に育ちました。
でもいまだに「野菜を食べられないとヤバい」みたいな考えは根強いみたいですね。

「野菜を食べられないと健康や成長に問題が生じるのか?」を、大人になるまで野菜が嫌いだった私が考察してみました。

昔よりも野菜嫌いが減っている

「野菜嫌い」で検索すると、一番最初に出てきたのはWikipediaでした。

一般には子供に見られるが、野菜嫌いのまま成長し、大人になっても野菜を苦手とする人も見られる
※出典:Wikipedia「野菜嫌い」

まさに過去の私のことですね。どうやら「子供時代だけ」の方が多いようです。もう少し見てみましょう。

1970~1980年代では、急速に変化した日本人の食生活により、成人病の増加も懸念され、当時の厚生省(現在の厚生労働省)が1985年に『健康づくりのための食生活指針』を発表した。(中略)
冷凍食品やレトルト食品などのインスタント食品や加工食品が増えるに従い、それらでは栄養面で過不足が出やすいことが指摘され、特に不足しやすいと見なされた野菜類を積極的に取るべきとする論調も発生した。これにより(中略)成長期の児童らには、より積極的に野菜料理が与えられた。その結果、それらの野菜料理を好まない児童が「野菜嫌い」と評され、更に熱心に野菜を食べるようにと働き掛けを受けた
※出典:Wikipedia「野菜嫌い」

おおおおお、世代ドンピシャ。まさに書いてある通りでした。これマジ。

この中で、野菜を取らないことで叱責を受けたり、厳しい罰を与えられたりする児童も続出、このような体験の中で野菜料理にトラウマを持つ人まで出るようになり、食育の観点から見ても、好ましからざる偏食を悪化させた事例も散見される。
※出典:Wikipedia「野菜嫌い」

ああああああ、私のことじゃないですか。

1990年代より次第に「野菜を無理に食べさせずに、料理を工夫する事で美味しく食べさせる」という方向に変化していった。(中略)2000年代に前後しては、より美味しい野菜料理のレシピが各種発表され、これにより「野菜を隠したりはせず、それでも美味しく食べられる」という方向性が教育的にも推奨されている様子が見られる。※出典:Wikipedia「野菜嫌い」

私のような「子供のころに無理やり野菜を食べさせられて、それがトラウマで苦手になった」という人は、世代を追うごとに少なくなっているみたいです。

実際、昔のマンガやアニメではしょっちゅう「ニンジン嫌い」「ピーマン嫌い」といった描写が出てきましたが、最近はあまり見ないですもんね。

「子供のころのトラウマで大人になっても野菜が嫌い」な人は昔に比べて減っているようですが、「野菜が嫌いな子供」は、やはり今もたくさんいるみたいです。

野菜を食べないと成長や健康に影響は出るか?

野菜そのものを食べられなくても、野菜と一緒に調理したスープやダシにその栄養が入っているので、それが飲めるのであれば大丈夫、という意見もあるようです。私もこれに同意。

野菜をとらないことで懸念される健康面の問題は、実際どうなのでしょうか。私の場合を例にあげたいと思います。

風邪を引きやすくなる?

いや、全然そんなことありませんでした。 小学校6年間で休んだのは1回だけ。むしろ健康体でした。

お腹を壊しやすくなる?

これも当たっていないと思います。なぜなら、「自分で料理するようになって化学調味料やインスタント食品を極力避けるようになった」ら、ほとんどお腹を壊さなくなったからです。野菜を食べても食べなくても、そこは変わりません。

ただし、便の固さには影響があると思います。野菜を多くとった時の方がお通じが良いので。

成長に影響がある?

現在私の身長は173cmで体重は65kgです。 自分の世代で言うと身長は超平均。野菜をとらないと成長に影響がある、というのはあたらないと思います。

肌や髪の毛に影響がある?

40歳を超えましたが、髪の毛はまだ普通にあります。肌は乾燥肌なんですが、野菜をよく食べるようになった今でも、それは変わりません

結局、野菜を食べられないとどうなるの?

野菜を含めて好き嫌いの多かった私は、昔はガリガリでした。

肉の美味しさを知ってからは、肉と飯やインスタントラーメンなどを好んで食べていたので、8歳~20歳くらいまで太っていました。

自分で料理をするようになって、好き嫌いがほとんどなくなってからは体重のコントロールはできるようになったのですが、健康面で言うとほとんど変わっていないです。

「子供が野菜嫌い」×「病気がちまたは成長が遅い」

などで心配される方も多いかと思いますが、病気や成長の問題は、野菜嫌いとは別のところにあるんじゃないでしょうか。体質や遺伝かもしれませんよ。

特に成長の面で言うなら、食が西洋化してからの方が、体格が良くなっていますし、私が子供のころの「野菜は絶対とらなきゃだめ」という時代と、今の「無理やり食べさせるのもよくないよね」という時代とを比較しても、影響は見られないです。
※日本人の身長体重の推移はこちら

野菜が苦手だと、ローカロリーのものでお腹を満たしにくいので、太りやすいというのはあるかもしれません。でもそれもあまり心配しすぎなくて良いと思います。

うちの会社で対照的な例があるのですが、ある野菜嫌いの人は痩せているけど健康。一方、「なんでも食べられるけど、ストレスで好きなもの(揚げ物や炭水化物)ばかり食べていて糖尿病になった」という人もいます。

食べ物や食材よりも、バランスの良い栄養素が摂れているかどうかの方が大事なんじゃないでしょうか。

繰り返しになりますが、野菜そのものを食べられなくても、「野菜と一緒に煮込んだスープ」が飲めたら、それで大丈夫だと思いますよ。それすらも食べられないと、サプリメントなどの健康食品に頼らないといけなくなると思いますが・・。(具を抜いたスープやみそ汁の汁だけやカレーすらも食べられない、という例は聞いたことがありませんが)

とはいえ、食べ物の好き嫌いが多いよりもなんでも食べられるに越したことはないので、「どう調理したら食べやすいのか」は、引き続き書いていきたいと思います。

「私が大丈夫だったので、子供が(または自身が)野菜を食べられないことを過剰に心配することはない」ということを伝えたかっただけで、「野菜は食べられなくて良い」と言いたいわけではありません。

野菜を食べることの良さも、今後伝えていきたいと思っています。実際、美味しいですしね。

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